懐妊一夜~赤ちゃんを宿したら極上御曹司の盲愛が止まりません~

「空気が澄み切っていて気持ちいいですね」

「ああ。たまには都会の喧騒から離れて、こんな風にゆったり過ごすのもいいな。子供が生まれたら気持ちが休まるときもなかなかないだろうからな。と言いながらも、早く我が子をこの手に抱きたくて仕方がない」

結斗さんがそう言って、私のお腹に手を置き、愛おしそうに優しい瞳を向ける。

「今日は朝からすごい活発に動いているんですよ」

「蜜葉が嬉しそうにしているのが伝わって騒いでいるんじゃないか?」

「そうかもしれないですね。今日はここに連れてきてくださって本当にありがとうございます」

私たちが付き合って一年が経った七夕のその日、結斗さんが私をあの思い出の旅館「星あかりの宿」へと連れてきてくれたのだ。