連休明けもいつも通り田川君と登校した。
席についてあすかちゃんと話していると、突然話したことがないクラスメイトの女の子から声を掛けられた。
「ねえ、佐々木さん」
私のことを睨んで明らかに敵意むき出しなのが伝わってくる。
そもそも、この人誰だっけ…。
確か、小林…れなさんだったかな。
いきなり、何で話しかけてきたんだろう。
私、何かこの人にしたっけ。
と、考えを巡らせたが、特に何も思い当たることがなかったので、聞いてみることにした。
「小林さんだよね?どうしたの?」
「田川君と付き合ってるの?」
またこの質問か。
「付き合ってないよ」
そう答えると「じゃあ、毎朝一緒に登校するのやめて」というだけ言って去っていった。
特に約束してるわけでもないんだけどな。
きっと小林さんは田川君のことが好きなんだろう。
そして、私が嫌いなんだろうなって感じた。
小林さんにとって私は邪魔なんだろうな。
あすかちゃんには「気にしない方がいいよ」と言われたけど、なんかモヤモヤする。
一日中悩んだ結果、次の日の電車の時間を変えて田川君と登校時間がかぶらないようにした。
席についてあすかちゃんと話していると、突然話したことがないクラスメイトの女の子から声を掛けられた。
「ねえ、佐々木さん」
私のことを睨んで明らかに敵意むき出しなのが伝わってくる。
そもそも、この人誰だっけ…。
確か、小林…れなさんだったかな。
いきなり、何で話しかけてきたんだろう。
私、何かこの人にしたっけ。
と、考えを巡らせたが、特に何も思い当たることがなかったので、聞いてみることにした。
「小林さんだよね?どうしたの?」
「田川君と付き合ってるの?」
またこの質問か。
「付き合ってないよ」
そう答えると「じゃあ、毎朝一緒に登校するのやめて」というだけ言って去っていった。
特に約束してるわけでもないんだけどな。
きっと小林さんは田川君のことが好きなんだろう。
そして、私が嫌いなんだろうなって感じた。
小林さんにとって私は邪魔なんだろうな。
あすかちゃんには「気にしない方がいいよ」と言われたけど、なんかモヤモヤする。
一日中悩んだ結果、次の日の電車の時間を変えて田川君と登校時間がかぶらないようにした。