賑やかな2人と過ごした

翌朝

朝餉の後に近藤の部屋へ

すでに幹部らが集まっていた

「まず、結論から…
突然辞めては、奈津さん須江さんにご迷惑になりますので、あと1ヶ月お勤めさせて下さい」

「辞める気持ちに変わりないということだね」

「ええ」

「葵…すまなかった
俺がコイツを隠していたせいで
誤解させちまった」


土方の隣に座る色白の女性にも見える男に視線を移す

ニコリと笑った山崎が明るく

「はじめまして、山崎烝と申します
葵はん、やっぱ俺に気づいてたんやな
調子のってちょろちょろしてしもて
見張られてると誤解してんやろ?
堪忍な」