空仰げば、遠くにキミ。【完】




もしかして、古泉くんのことかな?


でも、そんなに私のこと見てるなんて。



「お前に気があるんじゃん?大会観に来れるし誘ってみれば?」



気があるかどうかはさておき。


純粋に古泉くんに私の頑張っている姿を見てもらいたい、という思いはあった。


でも、問題はいつ誘うかだ。


古泉くんの連絡先も知らないし、かと言って、古泉くんと話すほどの仲でもない。


たまたま会ったとき、っていうのが一番いいのだろうけど、古泉くんはいつも誰かしらと話していて隙がない。