空仰げば、遠くにキミ。【完】




「おれももっかいあんな風に跳んだりカッコいいとこ見せれるのかな、って思ってさ。部活には入んなくても、バレーには携わりたいって。中学の時の先生にお願いしてコーチ始めたんだ」


「そうだったんだ……」


「でも、やっぱり楽しいな!怪我しなきゃ、もっと楽しかったんだろうけど」


「古泉くん……」


「ま、悲観しててもしょうがないし?やれるだけのことはやろうかな、って思ってるとこ」



そう言って笑う古泉くんの顔は、友達と話しているときとはまた違って、朗らかな笑顔に見えた。