Sora Side

CLUBのガヤガヤした雰囲気は好きではないけど、
流星の奏でるEDMも、拓実と直樹のシェイカーを振る姿も、
龍斗と大地が音楽に合わせ華麗に踊る姿も、
全部全部好きだった。
私はというと、、、

〈おねぇちゃん、1人?俺と踊ろうよ〉
「いや、ダンス苦手なので…
紫「ごめんね、こいつ俺の彼女なの、!」
〈んだよー、いい女だと思ったのに〉

何も出来ずにただ周りに圧倒されているだけ。

「ありがとう優」
紫「モテモテだな天咲、」
「いい女だってさー☆」
紫「おい浮かれてんな笑」

すると、カランカランと入店音がした。
ふと見てみると、

「…、!!!」
紫「天咲、どした?」

急いで優を連れてバーカウンターの裏へ隠れる。