________ビリリ。

私の時計が震えた。
耳に手を当てる。

____黄:もうすぐお前のとこへ向かう。助けに来たぞ、Sky。

[社長、!!]
《なんだ、!!部屋に入るな!》
[monochromeの連中が攻めてきています!]
《…なんだと、!!セキュリティは!?》
[なぜか、全てロックが解除されており起動されていません…!]

バシッ ドサッ____

今までの行為をやり返すかのように、困惑するこの男をベッドから突き落とした。

《お前…まさか………》
「あんたに教えていないmonochromeの情報を教えてやるよ。
ひとつは、メンバーの中にテレパスがいること。
そしてもうひとつ…」

驚愕の顔で見る秘書を横目に、社長の胸ぐらを掴む。

「私はmonochromeの10人目の始末屋、Skyだ」

そう言い、彼の溝内を思いっきり蹴り飛ばした。