「えっとー…

あたしカルボナーラ!」



結局あたし達は、

妹のラケットのガット張りが終わるまで

3人で夕食を食べることとなった。



「んじゃ俺はピザにでもしようかなあ。

ミナちゃんどーする?」


「和広君と一緒でいいよ。」


「ん、分かった。」



何気ない会話を交わしていると

妹が口を挟んで来た。



「ねー、2人っていつまで『君』とか『さん』とか付け合うの?」



.