ベジタブルハンバーガー


「私…なにがダメなの?」



暗い道に
ノアの声が震えて響いた



「さっきルカが言った年の差が理由なら…
そんなの、私が何歳になっても
ルカと私は、7歳違うよ
私がもっと早く産まれてたらよかったの?
そしたら採用されてた?」



ボロボロ泣きながら

ノアはオレに訴えた



「そんな…
遠回しに断らないでよ

ダメなところあったら
直すのに
努力するのに
それすらできないじゃん…

ねぇルカ、言ってよ
どこが、ダメ…

私のどこがダメ?」



ダメなところなんて…



「ダメなところなんて、ないよ…
ノアはノアのままでいいよ」



「でも…
私じゃ、ダメなんでしょ」



「ダメとか、不採用とか…

そんなの、今すぐ答えられない…」



「じゃあ、返事、待ってる…

採用なら
ルカから連絡してほしい


不採用、なら…
もぉ連絡してこなくていいよ

私からも
もぉ電話もゲームも
しないから…」



「それって…」



「それぐらい
私は真剣だったよ

ルカが私のこと
好きじゃなかったら…
もぉ会わない

ずっと一緒にいてくれないなら
もぉ一生、会わなくていい」



ノアに会えなかったら…


もぉ一生会えないってなったら…


ノア…