図書室にて-
もうすでに三河は図書室にいて読書を
していた
「昨日はありがとう」
本を閉じて私の目を見て
心の底から感謝しているようだった
「ううん」
「ところで話変わるけど、
噂、ほんとにしない?」
「どういう意味?」
「だから、ほんとうに俺らが付き合うって
ことだよ」
は?…
「三河は私とそんな関係になりたくないでしょ?」
そんな仲がいいわけじゃないし
「なりたい
そんな関係に」
「何言ってんの?」
「ほんとだよ
罰ゲームでもないし」
「ほんとだか信じ難いけど
私はなりたくないからね?」
「そうだよね
でもアピールするから
見ててね」

