湊斗は頬杖をついて、
あの女の子の方を見つめてる。
何?!お気に入りの子なの?
確かにかわいいけど、
私、目の前にいんだけど。
「ほんとに湊斗って
そういうこと、してるんだね」
初めて出会った時も、
あかりんとかいうセフレと
待ち合わせしてたし。
でも、最近私とよく一緒にいたのに、
私の知らないとこで、
あぁいう子と寝てたなんて…
考えたくない。
別にこいつのことなんて、
どうでもいいのに…
いいはずなのに…
他の女とそういうことするの…
むかつく。
「やりてぇのは動物的本能だろうが」
「理性ってもんはないわけ?」
「…」
へぇ、答えられないんだ。
「湊斗さ、王子様のイメージを守りたいなら、
何の車か考えるより、
そういう体だけの女と
縁切ることを優先した方がいいんじゃない?」
「はぁ?」
湊斗がかなり不機嫌な顔で
私をにらんだ。
ふうん?そんな顔するんだ?
だったら…
「あぁ、もう、やめた。
湊斗のめしつかい」
「…お前、何言ってんの?」



