「たまーにさりげなく優しいとこ…かな?」 まぁ、かなり盛って、だけど。 「え?そうなの? 志崎部長、いつも優しいじゃん」 かなっちが身を乗り出した。 「志崎部長と言えば、 歩く優しさの塊って、 男性社員の間でも噂になってますよ」 森河さん!それは、偽りなの! ってか何?!歩く優しさの塊って! 「こらこら、奈紗。 俺、いつも優しいよね?」 「ひぃっ!!!」 湊斗は笑顔で私を見つめがら、 私の足の爪先を思い切り踏みつけた! まずい、まずい。