「や…も…やめて…」
「じゃあ」
湊斗が耳元で囁くと、
そのイケボにぞくぞくしてしまう。
「《湊斗様の電話を切って、
ごめんなさい。
許してください》
って言え」
「そんなこと…」
言うかー!
抵抗しようとしたけど、
また生暖かいねっとりしたものが、
私の耳にまとわりつく。
「ひっ…!!やめっ…」
「ほら、言わないなら、
やめねぇよ?」
あー!もう、負けた!
はいはい、私の負けです!
「電話切って…
ご、ごめんなさい…
許して…」
「くださいは?」
もう!それくらい、いいじゃん。
「ください…」



