「ほんと、その顔、エロエロだな」
「ーっ!!」
何よ!あんたのせいでしょ!
そもそも上手すぎんのよ!
なんでこんなキスできんの?
「おいこら。
この俺様が前金を払ったんだ。
今夜はまじで寝んなよ」
で!ゲームが始まったわけ。
ごめんね、
ここまでの話が長くて。
「にしてもお前、
ゲームの才能があるとみた」
「…はーぁ?」
そもそも、ゲームなんて、
小学生の時にちょろっとしたくらいで、
最近のなんて何も知らないけど。
「この数時間で、
ここまで上達するとは。
俺様のめしつかいとして
ワンランクアップだ」
「…あんたのめしつかいには、
…ランクなんてあったの?」
「当たり前だろ」
別に私が、
何のランクのめしつかいなんて、
心底どうでもいいけどさーぁ、
本気で眠いんだけど。
もう寝そう。



