「奈紗、俺様はどうやら、 はめられたみてぇだ」 何の断りもなく、靴を脱いで 上がり込んできた。 「あのこと? でも、事実じゃないんでしょ」 「……」 あーあー。否定しない。 「うそ… じゃあ、高校生と?」 「あいつは高校生じゃねぇよ」 「なんで分かるの?」 「身元確認したし」 「どうやって?」 「運転免許証見た」 念入りだな。 「じゃあ、何なの?! あの制服!」 「あー、あれな…」 何そのばつの悪そうな顔!