スマホを奪ってやろうとしたけど、 志崎はすぐポケットに滑り込ませた。 「これは俺様の大切なカードだからな。 お前が俺様の気に入らないことをすれば、 この写真は会社中にばらまかれるのを 忘れんな」 「くっ…」 こーいーつー! あんな感じてる顔なんか皆に見られたら詰む! 確実詰むっ! 「交渉成立だな」 くーっ! 悔しいけど… そうするしかないな。 「さっさく俺様のLINEを登録しろ」 ここはおとなしく言うことを聞いてやろう。 「お前は今日から俺様の偽彼女だから。 ちゃんと話合わせろよ」