ん?今、奈紗って言った? 空耳だよね?うん。 「食欲ある?食べれそう?」 「食べれる」 「じゃあ、作って来…… えっ??」 手首を捕まれたと思ったら 急にベッドに引きずり込まれて、 湊斗の上に重なるように倒れてしまった。 湊斗の顔が目の前にあって、 思わず目をつぶる。 「な、何なの?!」 「だから、奈紗を食べるって言った」 空耳じゃなかった! 「朝からずいぶんとヘビーな物を 食べるじゃん。 病み上がりなのに」 「うん。奈紗が大好きだから」