お世話してあげたいけど、
よくわかんないし、
後で湊斗に聞いてみよ。
さっさとお粥を作って、
コロンの世話して帰ろうかな。
湊斗、ほんとに具合悪そうだし…。
プレゼントは……
またでいっか。
「じゃ、私帰るね。
食べ終わったらそこに置いておいて。
明日また来て洗っとくから」
ベッドの横に椅子を引っ張ってきて、
そこにお盆にのせたお粥を置いておいた。
「奈紗、ちょっと待て…」
「何?」
湊斗が布団から腕を出して、
クローゼットを指差す。
「そこ、開けろ」
言われた通りに開けてみた。
中はあまり何もないけど、
服がちょこっと掛かってる。
「コートのポケット」



