俺様部長のめしつかい



だって、いつもの湊斗なら、
《なんだとこら!》とか、
反論してくるじゃん?

この落ち着き様は何?!


とりあえず、
かわいそうだから、
フォローしておかないと。

「あ、でも、
湊斗はまれに優しいし…ね?」
「そんなフォローいらねぇよ」

あ、ごめんなさい。

そういえば、
前にも湊斗が起きたばっかりの時、
優しかったような…

電球買いにいった日ね。

湊斗って、
寝起きはこういう感じなのかな?



「ちゃんと、大事にしてもらえよ。
彼氏とやらに」
「え?うん…」

湊斗はふぅ…と息を吐いた。

「じゃあ、
今日でめしつかいは終わりだ」
「…うん。
前から終わってたけど」
「いや、俺様が正式に今、許可した」


湊斗は起き上がると、
脱ぎ散らかした服を拾い始めた。


うん、ドキドキするから、早く服着て。