うそだけど。
ま、でも、彼氏候補だし。
デートの約束もしてるし。
それに、湊斗とはもう関わりたくないから、
嘘でもこう言ったら、
私には近づいてこなくなるかもだし?
「それ、まじで言ってる?」
「え?うん…」
「じゃあ、なんで、
真夜中に彼氏じゃない男、
家に入れてんの?」
「それは、あんたが、困ってたからでしょ?
こんなことされる為じゃない!」
「鍵なくしたなんて嘘だって、
わかんだろ」
嘘!?は?!最悪!
じゃあ、
こうするための口実だったってこと?!
「俺様がいるのに、
よく彼氏とか作れたな」
「どういう意…?
っ?!」
湊斗の唇に塞がれて、
私の質問は中断された。



