「家の鍵なくしちゃって…。 地べたで寝るから、 泊めてくれないかな?」 「なんで、あんたがここにいんの? 湊斗…」 湊斗は片目を閉じて、 顔の前で手を合わせた。 「ごめん! ほんと、困ってるんだ。 明日の朝、マンションの管理会社に 電話するから…」 そうじゃなくて、 あのクソ女はどうしたわけ? 今夜はラブホで、 きもちーいことしてたんじゃないの? まぁ、王子様モードってことは、 本気で困ってるんだな。 「もう、仕方ないなぁ…」 で、部屋に入れたのが間違いだった。