とある日の帰りの電車で莉奈ちゃん達と一緒になった。
私と莉奈ちゃんが座席に座り、相沢くんと山本弟くんが立って話をしていた。



『晃司へのクリスマスプレゼントはもう用意したの?』



隣に座る莉奈ちゃんにこそっと耳打ちされて思わず動きを止める。



……プレゼント。



そんなもの全く考えてなかった私は耳打ちされた状態のまま固まった。



……やっぱり用意したほうがいいのかな?

何をプレゼントしたら喜んでくれるのかな?



一人で考えながらも、相沢くんと一緒にいられる日が少ない事を思い出す。



私は……卒業と同時に相沢くんと別れる。



だから、プレゼントは形が残らない物にしようと決めた。