俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


さっきから、何でばかりだ。

おじさんが親父のボディガード?

雇用関係だった?!



それは、俺となずなと同じ…。



更なる予想外、頭が着いていかない…!




しかし、その続きを、親父は語る。




「…俺が小学生の頃、橘家ではちょっとゴタゴタがあってな?」

「ゴタゴタ?」

「俺、呪いかけられたみたいなんだ」

「はっ…?!」

親父が呪い?!

「…っていうのは、じーさんの言い分なんだけどな?ただ高熱が下がらなくてぶっ倒れただけなのに…」

そう言って親父は苦笑いをする。



「あの時は、兄貴が亡くなった直後だったし、それで泡食ったじーさんが俺にボディガードを連れてきた。それが優」

「…兄貴?」

「俺の兄貴だよ。俺が中1の時、高2で病死してる兄貴がいるって前話したろ?」

「それは…うん」



昔、ちょっと聞いたことがある。



親父は、現在一人息子だが。

かつて、五歳上の兄がいた。

病気で亡くなった、と聞いていた。