「それ、どういう…」
恐る恐る問うその声は、震えていた。
ヤバい。想像以上だ。
こんな事実が待っていたなんて…!
音宮のおじさんの入院は…親父のせい?
「なっ、何でっ…!」
俺の方を見ず、ただ漠然を前を向いている親父。
痛みを抱えた表情だ…。
「…あの黒い翼の男に狙われた俺を、優は庇って…」
「な、何でおじさんが!」
「…優は俺のボディガードだ」
「は…?」
ボディガード…?
「…え?…おじさんが?親父の?ボディガード…」
「………」
親父は…頷いている。
そんな…!
「だ、だって、親父とおじさんは学生時代の親友じゃ…北桜学園の」
「優は、俺が中等部進学の際、親父が連れてきた。優は俺の家に住み込みでボディガードをしていたんだ。衣食住を共にし、一緒に学園にも通った。成人になるまでの八年間ずっと」
「は、八年間?!」
そんなに?!
ほぼ青春時代ずっと?!
「な、何で…」



