俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


「それ、どういう…」



恐る恐る問うその声は、震えていた。

ヤバい。想像以上だ。

こんな事実が待っていたなんて…!



音宮のおじさんの入院は…親父のせい?



「なっ、何でっ…!」



俺の方を見ず、ただ漠然を前を向いている親父。

痛みを抱えた表情だ…。



「…あの黒い翼の男に狙われた俺を、優は庇って…」

「な、何でおじさんが!」

「…優は俺のボディガードだ」

「は…?」



ボディガード…?



「…え?…おじさんが?親父の?ボディガード…」

「………」



親父は…頷いている。

そんな…!



「だ、だって、親父とおじさんは学生時代の親友じゃ…北桜学園の」

「優は、俺が中等部進学の際、親父が連れてきた。優は俺の家に住み込みでボディガードをしていたんだ。衣食住を共にし、一緒に学園にも通った。成人になるまでの八年間ずっと」

「は、八年間?!」

そんなに?!

ほぼ青春時代ずっと?!



「な、何で…」