俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~



「でね?春休み中、うちに遊びに来い!って言ってたんだ?」

「え…」



御堂キャプテンが、家に来いって?



そんなこと、あるのだろうか。

自分の妹には注意しろ!と、わざわざ警告までする先輩が。

これは、裏を取った方が良さそうだ。



…ではなく!

そこは取り敢えず問題じゃない!



なぜ、そんなことをわざわざ、なずなの前で言うんだ?!

そんな親密アピール…!



…いや、これはもう。

確信犯でしょ。

それとなく、なずなに牽制をかけている。

私達、仲良いんだよ!みたいなアピール?



その証拠に、そのセリフを言い放った後、御堂さんはチラッと高速でなずなの方を見た。

ホント一瞬、チラ見。

なずなは、何のリアクションもせず、ただ俺達を黙って傍観してるだけだったが。



「だからね?昨日言ってたカレーの後、うちの家に来るのどう?」

「い、家っ?!」

思わず声が大きくなってしまった。

だって、なずなの見てる前で堂々と…!

家、家に来いと…!