「でね?春休み中、うちに遊びに来い!って言ってたんだ?」
「え…」
御堂キャプテンが、家に来いって?
そんなこと、あるのだろうか。
自分の妹には注意しろ!と、わざわざ警告までする先輩が。
これは、裏を取った方が良さそうだ。
…ではなく!
そこは取り敢えず問題じゃない!
なぜ、そんなことをわざわざ、なずなの前で言うんだ?!
そんな親密アピール…!
…いや、これはもう。
確信犯でしょ。
それとなく、なずなに牽制をかけている。
私達、仲良いんだよ!みたいなアピール?
その証拠に、そのセリフを言い放った後、御堂さんはチラッと高速でなずなの方を見た。
ホント一瞬、チラ見。
なずなは、何のリアクションもせず、ただ俺達を黙って傍観してるだけだったが。
「だからね?昨日言ってたカレーの後、うちの家に来るのどう?」
「い、家っ?!」
思わず声が大きくなってしまった。
だって、なずなの見てる前で堂々と…!
家、家に来いと…!



