俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


甲高い黄色い声がサクッと耳に入って、ギクッとする。

名前を呼ばれて、もしや…と、恐る恐るその方向に目をやる。

だが、その姿を見てガクッと肩を落とした。



「伶士くん!さっきの試合見てたよー!惜しかったねー!」



目が合うと、手を振ってこっちに歩いてやってくる。



なぜ…なぜ、ここで登場するんだ。

ある意味、絶好のタイミングだよ。

御堂さん…!



今、俺の隣には。

なずながいるのに…!



こっちへとやってきた御堂さん。

そこで、なずなの方をチラッと見るが、それでも構わず俺の傍へと寄ってくる。

気付いたか…気付いたよな?



そして、なずなのことは気にせず、俺に話しかけてくるのであった。



…何だ?この状況!

かなり、気まずい…。



「…あ、そうだ!昨日お兄ちゃんと話してたんだけどね?お兄ちゃんも伶士くんに会いたがっていたんだ?元気してんのか?って」

「…え、キャプテンが?」

「うん、そう!」


御堂さんはうんうんと頷いている。