俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


しっかり名乗っとるわ。

みっちょ、みちかって言うのか。



「な、ななな…何よっ!」



みっちょの「あっほー!」の勢いに圧されたのか。

富岡さん、言い返す言葉を失ってしまったようだ。

だって、あっほー!だぞ。



わなわなと悔しそうな表情をみっちょに向けるが、ふんっ!と突っぱねる。



「…何よ!人の恋愛邪魔するヤツは馬に蹴られて死ぬんだからね!」



苦し紛れに捨て台詞を放つ富岡さんだが、みっちょはそれを「ほっほー!」と、ふざけて返す。



「馬でもポニーでも何でも呼んでこいや!八つ裂きにして馬刺しにしてなずぽと食ってやる!あーうまそ!…なぁーにが恋愛じゃボケぃ!おまえはただ抱いてセニョリータしてほしいだけだろが!」

「………」



ますますわなわなとする富岡さん。

みっちょをキッと睨んで、ドカドカとその場を立ち去る。

すれ違い様に「橘くん、またね?」と、腕をポンとタッチされた。