俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


『…そこを《おかしい》と、思うことは大事なことだよ?』

『…凌憲?』

『結局、白は白、黒は黒なんだ。そんなワガママが通るのは、今だけ。明けない夜は無い。《闇》が永遠にのさばることは…ない』



そして『ね』と、なぜか相槌を求められる。

何のことか意味はわからず、首を傾げてしまったが。

凌憲の隣にいる舞絵も凱も、真顔で頷いている。





『悪いことは悪い。今に《闇》は消えるから…』











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mission5
ネバーランドの不穏な悲鳴
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