どうやら、少々猫被る御方らしい。
しかし、徹底してるらしく、御堂キャプテンの訴えは誰も信じない。
『えー?リンリン可愛いだろー』
『あの可愛いスマイル、偽りなワケがない…!』
だなんて。
御堂キャプテン、どうもそれが悔しいらしい。
直接俺に訴えてくるぐらいだ。
だけど、何回か話しているとわかる。
ナチュラルに振る舞っていて。
実は計算高そうな。
上目遣いとか…。
その上目遣いで、今もじーっと俺を下から見つめている。
その視線に、汗が出そう…。
可愛くて、目が合うとドキッとしてしまうんだけど。
「な、何?」
その視線に耐えられなくなってきて、話し掛けてしまう。
すると、また「ふふっ」と笑いかけられる。
「うん。伶士くん、さっきの試合すごかったなーと思って。サッカーも上手いのにバスケも上手いなんて!」
「あ、そう…?」
「すごいよー!凛々子興奮しちゃったもん!カッコいいなぁーなんて!」
「そ、そう…」



