俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


「えぇぇぇっ!!」



全員、声ハモった。

と、いうか、あっさりバラすな!



すると、やんややんややかましくなるのは、女子たち。



「嘘ーっ!伶士、好きな人出来てたの?!何それー!」

「でも、また新しい恋出来てよかったじゃない。これで、紅愛が伶士と結婚する必要なくなったね?」

「あ、そうか。…ねえねえ伶士、どんな人?どんな人?すごい美人だよね?」

「あ…えぇと」

「凌憲知ってるんでしょ?どんな人?」

「うーん。美しくて、粋な人…かな」

「わぁー。そんな褒めたら舞絵がまたヤキモチ妬いちゃうよー?」

「お黙りなさい紅愛!このカトレア会で三角関係やってる場合じゃありません!…伶士!今度の定例会にこの御方を連れて来なさい!日本舞踊のお話、お聞きしたいですわ?…私達にも紹介なさい!」

「い、いや…」



いやー…やかましい!



…しかし、そんな騒がしい中でも、ふとボーッと考えてしまう。




俺って…実は。

なずなのこと、あまりよく知らないんだな。




俺達、本当はお互いを。

まだ、知り合えていない。










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mission6
愛しい貴女の謎を手に入れる
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