俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


それ以外のみんなとは、卒業式を最後に会っていない。

だから、こんないきなり会うことになって、何を話していいんだが。

ちゃんとした説明もなしに、学園を出て…俺は今さら、みんなになんて言えば。



みんな…どう思ってる?



舞絵はすんげー怒ってたけど。

凌憲はいつもの調子だったけど…再会には喜んでくれてたか。



どうしよう。

みんなの反応が、恐い…。



そう考えると、勢いが死んでしまい。

どうしようどうしようと、ぐるぐる頭の中で回っていて。

そこからは、車の中でだんまりとしてしまった。

ちくしょう。みんな、何で来るんだよ。



何を話そう…。



そんなことを考えているうちに、もう家に到着してしまった。



家の駐車場には、何台か車が停まっていて…あぁ、これ。みんなの送迎車じゃねえか。

本当にいる…!



胸が変にドキドキドキドキしてくる。



足取り重く車から降りて、忠晴にドアを開けてもらって玄関に入ると。

向こうにある応接室のドアが目に入るが。



「お、俺…先に着替えてくる」



そう言いながら靴を脱ぎ、みんなのいる応接室とは逆方向へ体を向けた。