俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


「お帰りなさいませ」

「早く車出して、急ごう!凌憲来る前に着替えして昼済ませて…」

「お昼の準備は済んでますが」

「じゃあ、部屋…」

「中庭の応接室を準備してますが」

「えっ!あんな広いところ!二人だし…俺の部屋でいいよ」

「と、いうか。皆様、もういらしてますが」

「えっ…」



忠晴、今なんとおっしゃったのでしょう。



皆様、もういらしてますのですか?



皆様…。



すごく、嫌な予感がする。



「…皆様って誰」



恐る恐るその詳細を聞くと、車は発進する。

前を向きながら、忠晴はツラッとこいて運転をしていた。

そして、ツラッとこいて質問に答える。



「カトレア会のお子様たちでございますが」

「………」



え。



「…それ、芦屋様のみ、の間違いじゃないですか?」

「何故、急に執事に敬語を使うんですか?…芦屋様だけではございませんよ。カトレア会の皆様、全員いらしております。今頃、奥様や頼智さまと私の作ったウニのカルボナーラを食べておられますよ」



ウニのカルボナーラ…やった!



ではない。