俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


「三人?!…数ちゃんと数えてんのか!一人抜けてるぞ!」

「エエ。一人抜けてマス。……なずなサン、アナタです」

「…何っ!」

「なずなサンは、本日もう無理ですヨ」

「は…はあぁぁっ?!」



途端に早足になる。

あっという間にもさ男の前に立ちはだかり、ぎゃいのぎゃいのと物申す。



「私のどこが無理なんだ!私はまだ戦えるよ!」

「何を言ってるんデスか。報告は入ってますよ。教科書に載ってる魔族倒したんですよね。それに魔獣やリグ・ヴェーダ相手に従者パワー使いまくりじゃないデスか。もう霊力底ついてますよ」

「…そ、底付いてない!まだまだイケるぞ!おまえ、ギャルをバカにするなよ?」

「ギャル云々の問題デスか。そういえば本日メイク薄いですネ」

「うるっさいな!これは拓狼さんがダメっつったんだよ!眉毛とファンデとマスカラだけにしてくださいね言われたんだよ!アイメイクもチークもつけまもダメって言われたんだ!バカにするなぁぁ!」

「いや、バカにしてませんケド」

「いーや!バカにしてるだろ!私の顔しょぼいとか何とかかんとか!」

「小さい頃から見てますからベツニ」



口論、論点ずれ始めました。