まさか…と、思ったらそこから目を離せず。
「…あった!あったぞー!」
「デカチョーありました!…コーク!」
床下から出てくる出てくる…乾燥した茶色い葉っぱや、白い粉が入った小さな袋がいくつも。
あれは、もしや…ドラッグ?!
嘘っ!こんなとこに…!
学校に隠してたなんて…!
チラッと横目で連中の様子を伺う。
「…え?…えぇっ?!」
「嘘っ…!」
「ドラッグって…!何?!」
「知らない!知らない!」
猪狩や薫ら一年女子は、飛び上がりそうなほどの驚愕を見せているが。
一方では…苦虫潰す顔や、青ざめた表情を見せるヤツもいる。
高橋は…顔をビキビキと引きつらせて、今にもキレそうだ。
全員が全員ってワケではなさそうだ…。
「やっだー!ワンちゃんたちってば、ぐーぜん見つけてしまいましたの!」
「…ざっとらしいわ!ロン毛男!…写真撮れ!」
暑苦しい山さんは、ワンちゃんや仲間のいる方へと走って行ってしまった。
そして、山さんを見送った綾小路室長は、振り返る。
「…おーっと。これは『知らなかった』『わからなかった』じゃ、済まされない話、ですよね…?」



