俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


まさか…と、思ったらそこから目を離せず。



「…あった!あったぞー!」

「デカチョーありました!…コーク!」




床下から出てくる出てくる…乾燥した茶色い葉っぱや、白い粉が入った小さな袋がいくつも。

あれは、もしや…ドラッグ?!

嘘っ!こんなとこに…!

学校に隠してたなんて…!



チラッと横目で連中の様子を伺う。



「…え?…えぇっ?!」

「嘘っ…!」

「ドラッグって…!何?!」

「知らない!知らない!」



猪狩や薫ら一年女子は、飛び上がりそうなほどの驚愕を見せているが。

一方では…苦虫潰す顔や、青ざめた表情を見せるヤツもいる。

高橋は…顔をビキビキと引きつらせて、今にもキレそうだ。

全員が全員ってワケではなさそうだ…。




「やっだー!ワンちゃんたちってば、ぐーぜん見つけてしまいましたの!」

「…ざっとらしいわ!ロン毛男!…写真撮れ!」



暑苦しい山さんは、ワンちゃんや仲間のいる方へと走って行ってしまった。

そして、山さんを見送った綾小路室長は、振り返る。



「…おーっと。これは『知らなかった』『わからなかった』じゃ、済まされない話、ですよね…?」