俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


そうですね。

陰陽師には、警察のしがらみなど何も関係もありませんよね。

と、いうか。この女にはそんな脅しは通用しない。

スタンガンも平気なようですから。



「…そういうワケで、おまえらクズVIPにクズクラはここで待機だ。…警察のお迎えが来るまで」

「お、お迎え?!」

「警察って…本当なの?!」

「…だから、そうだと言ってるだろ!」



具体的な指示を明らかにしたところで現実味を帯びてきたらしく、周り…特に女子、レディクラがざわめき始めた。

ようやく理解してきたか…。



「伶士、伶士!警察って…」



薫が、仲間の元から離れて俺のところにやってくる。

切羽詰まった慌てた様子で。



「…警察って本当なの?!私達、何をしたの?!田丸さんのこと?!…ねぇ!」

「それは…」



歯切れ悪く濁すしかなかった。

ただの捜査員の俺が、説明出来ることって…。



「…ふざけんなよ!!」



その時、ただならぬ怒鳴り声が響く。

それは、殺気立った尋常じゃないもので、一気に緊張感に包まれる。



「ナメやがって…ナメやがって!」



またしても、高橋だ。