高さは俺くらいあるだろうか。
しかし、四足歩行のバカデカい物体。
ヌメッとした緑の鱗に覆われていて、その体には、なずなが書いたような御札、霊符に似たようなモノが何枚も貼られていた。
鱗に覆われた四足歩行の足は短くて太い。指が非常に丸っこくなっており、鋭い爪が生えていた。
眼球もデカい。ギョロギョロと動いている。
少し開いた口もそれなりのデカいサイズであり、中にはヨーテリなんて目じゃないほどの立派な牙が生え揃っていて。
そして、頭頂部からニョキッと生えているのは…何だ?
細く長い…触覚?
長すぎて、顔の前にだらんと垂れ下がっている。
先端が、鋭い針のよう。
しかし、ただぶらぶらと下がっているワケではなく、先がニョキッと上方を向いたのを見て、背筋がゾクッとした。
…何?これ。
平たく表現すると、恐竜?
爬虫類、両生類巨大化?
しかし、今まで生きて来た中で、お目にかかったことがない生物なので、どう表現していいかわからない。
架空ファンタジー世界の怪獣、といったら、ピンとくるのだろうか。
そんな巨大な怪獣が。
錆びれたバカデカい檻の中で、所有されている…!



