俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


高さは俺くらいあるだろうか。

しかし、四足歩行のバカデカい物体。

ヌメッとした緑の鱗に覆われていて、その体には、なずなが書いたような御札、霊符に似たようなモノが何枚も貼られていた。

鱗に覆われた四足歩行の足は短くて太い。指が非常に丸っこくなっており、鋭い爪が生えていた。

眼球もデカい。ギョロギョロと動いている。

少し開いた口もそれなりのデカいサイズであり、中にはヨーテリなんて目じゃないほどの立派な牙が生え揃っていて。

そして、頭頂部からニョキッと生えているのは…何だ?

細く長い…触覚?

長すぎて、顔の前にだらんと垂れ下がっている。

先端が、鋭い針のよう。

しかし、ただぶらぶらと下がっているワケではなく、先がニョキッと上方を向いたのを見て、背筋がゾクッとした。



…何?これ。



平たく表現すると、恐竜?

爬虫類、両生類巨大化?



しかし、今まで生きて来た中で、お目にかかったことがない生物なので、どう表現していいかわからない。

架空ファンタジー世界の怪獣、といったら、ピンとくるのだろうか。



そんな巨大な怪獣が。

錆びれたバカデカい檻の中で、所有されている…!