そして、パリピ畜生は例のごとくぴょんぴょんと跳ねながら、顔認証システムのある扉の方へと向かっていく。
…その歩き方も、ナメたもんだ。
イラッとしてきたぞ…!
途中一度、立ち止まってこっちを振り返った。
またリターン?!と、思いきや。
また俺の方を睨み、短くグルルと唸った。
また威嚇だ!威嚇してきたぞ?!
んのやろおぉぉっ!
イラッとして思わず席を立つが、クソ畜生はまたまたそれをかわすように、スッと扉の向こうへと消えていった。
消えた…!
本当に扉の向こう、入って行きやがった!
いろいろとやかましいパリピ世界の畜生がいなくなると、俺達の周りはシーンとなり、とっても静かになる。
しかし、畜生に敵視されるとは…。
「ヨーテリ、いつも人懐っこいんだけどな。何で伶士に唸ったんだろ」
「………」
それは…俺がなずなを狙う輩だと認識してるからですよ…。
気を取り直して、ソファーに腰掛ける。
「…あの畜生、役に立つの?」
「まあ、それなりに」
…本当か?
あの自主規制連発チャラ犬、疑わしいぞ。



