俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


そして、一度視線が逸らされたものの…手の中でバタバタとその小さな体は暴れ、再びなずなの膝の上に乗る。

「わっ!わっ…ヨーテリ!」

改めて俺の方を見てグルルル…と唸り出した。





おまえ、イケメンでゆめどのだからって、調子に乗るなよ!

なずなちゃんに手を出したら、ブッ殺すぞ!






そして、その小さな畜生はカッ!と吠えて俺を威嚇する。

その時、畜生の小さな口から勢いで唾液が飛び出し、俺の手の甲にピチョッと跳ねた。

唾液の付着した自分の手背を、じっと見つめる。



(………)



こんの…クソ畜生式神がコラァァッ!



度重なる暴言と、最後の唾吐きで一気に怒りが込み上げてきた。

顔が…顔がピキピキして、口も引きつる!

引き続き、俺を見てグルルル…と唸っているクソ畜生に対し、負けじと怒りのメンチを飛ばし、ジリジリと畜生と睨み合うカタチとなってしまった。



この、クソ犬コロ!

可愛い見てくれで自主規制の物騒な発言連発しやがった挙げ句、唾かけやがって!

ファーストインプレッションで、ヤリ××ヤロー?

…どんな躾を受けとるのだ、このクソ畜生があぁぁっ!