俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


やれやれ。



そう思いながら、御犬様の暴挙を半ば呆然に眺める。

なずなも怒りを滲ませながら「こら!ヨーテリ!遊ぶのは後だ!」と、一喝するのだが、ヨーテリはそんなのお構い無しになずなの爪をペロペロペロペロ舐め続ける。

爪、美味しいのか?



しかし、そんな光景を眺めていた最中。

ヨーテリとパッチリ目が合った。



…え?俺の方を見てる?

じっと見てる?





おまえか!

最近なずなちゃんのまわりをうろちょろしている不埒な輩は!

このヤリ××ヤロー!





そう言い放ってグルルル…と、唸り出す。



…え?え?

今、何て言った?

俺に言った?

その可愛い見てくれから、自主規制の入った暴言…!



(………)



この畜生…!

とんでもない根性だな!



「ど、ど、どうした?ヨーテリ!何で伶士に唸ってるんだ?!」



ヨーテリが俺を敵視したことに驚いたのか、なずなはヨーテリを抱き上げて顔を見た。

今のヨーテリの暴言、なずなには聞こえていないのか?

どんなシステム?