俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


遊んでー。だなんて、この畜生には式神である自覚が全くないようで。

もう、スタンスが飼い犬だ。



「…わっ!…こら!ヨーテリ!仕事だ仕事!…ぶふっ!」



ヨーテリの興奮を抑えようとするなずなだが、犬コロの興奮の勢いに押され、主の言うことなんぞ聞かずに興奮そのままなずなに飛び掛かる。

前足をなずなの胸に置き、なずなの顔や口をペロペロと舐め回し始めた。

ペロペロペロペロ…。




わーい。

なずなちゃん、ちゅー。ちゅー。

おっぱいふかふかー。




…畜生相手のなのに、すっげームカつくのはなぜか。

見た目が可愛いからって、何でも許されると思うなよ?

このエロ犬…!

やってること、ただの痴漢だぞ!




何となくイラッとしながら、その光景を見守るカタチとなるが。

ペロペロされているなずなは、「…えぇい!」と、その犬コロを自分から引き剥がす。

小さいボディの両脇を抱え、クワッと表情をしかめ、グッと犬コロに顔を近付けた。



「ちゅーやおっぱいよりも!…ヨーテリ、仕事だ仕事!…行ってこい!」