遊んでー。だなんて、この畜生には式神である自覚が全くないようで。
もう、スタンスが飼い犬だ。
「…わっ!…こら!ヨーテリ!仕事だ仕事!…ぶふっ!」
ヨーテリの興奮を抑えようとするなずなだが、犬コロの興奮の勢いに押され、主の言うことなんぞ聞かずに興奮そのままなずなに飛び掛かる。
前足をなずなの胸に置き、なずなの顔や口をペロペロと舐め回し始めた。
ペロペロペロペロ…。
わーい。
なずなちゃん、ちゅー。ちゅー。
おっぱいふかふかー。
…畜生相手のなのに、すっげームカつくのはなぜか。
見た目が可愛いからって、何でも許されると思うなよ?
このエロ犬…!
やってること、ただの痴漢だぞ!
何となくイラッとしながら、その光景を見守るカタチとなるが。
ペロペロされているなずなは、「…えぇい!」と、その犬コロを自分から引き剥がす。
小さいボディの両脇を抱え、クワッと表情をしかめ、グッと犬コロに顔を近付けた。
「ちゅーやおっぱいよりも!…ヨーテリ、仕事だ仕事!…行ってこい!」



