すると彼、今度は何を思ったのか突然私の膝の上にゴロンと寝そべると。
「ここで寝るから、チャイム鳴ったら起こして」
「……なっ」
「オヤスミ」
「ちょっと~!」
なにこれ。なんで私の膝の上で寝るの?
こんな体勢恥ずかしすぎるよっ。誰かに見られたらどうするのかな。
蓮水くんったらほんと、相変わらず行動が予測できないというか、マイペースすぎるというか。
でも、振り回されてるような気がするのに、やっぱり憎めないというか。
まんざらでもないと思ってしまうのはどうしてなんだろう。
ふと見下ろすと、目を閉じる彼の顔がすぐ真下にあって、思わずドキッとしてしまう。
キレイな顔、してるなぁ……。
動きたくても動けないので、私は結局チャイムが鳴るまでそのままボーっと彼の寝顔をずっと眺めていた。
.
*
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「ここで寝るから、チャイム鳴ったら起こして」
「……なっ」
「オヤスミ」
「ちょっと~!」
なにこれ。なんで私の膝の上で寝るの?
こんな体勢恥ずかしすぎるよっ。誰かに見られたらどうするのかな。
蓮水くんったらほんと、相変わらず行動が予測できないというか、マイペースすぎるというか。
でも、振り回されてるような気がするのに、やっぱり憎めないというか。
まんざらでもないと思ってしまうのはどうしてなんだろう。
ふと見下ろすと、目を閉じる彼の顔がすぐ真下にあって、思わずドキッとしてしまう。
キレイな顔、してるなぁ……。
動きたくても動けないので、私は結局チャイムが鳴るまでそのままボーっと彼の寝顔をずっと眺めていた。
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