甘い恋には程遠い


慧「何やねん、お前。
キャラ、ブレすぎやろ。
てか、極端やわ。
何でその2択やねん。」

関西弁を喋る大神は別人のようやった。
私は多分、その時初めて
大神の本物の笑顔を見たと思う。

桃花「さすがやわ。あんた
普通に上手いやん、関西弁。
普段も喋ればええのに。」

でも、その笑顔は一瞬にして消え去って
いつも通りの無愛想な大神に戻った。

慧「嫌うんだよ、親が。
姉の面影を思い出すって言って。
もう誰も使わない。」

そんな表情をされたら
もう何も言えへんくなった。