約束をしていた登山をする日。
杏奈の部屋に朝早く迎えに来た瑠衣。
「それ」
二人はお互いに大学生の時に買った服や靴だったことに、顔を合わせて声をあげて笑った。
「しんどい!」
しばらくちゃんとした運動もしていなかった杏奈はすぐにばてて、瑠衣の登山用のリュックにつかまる。
「まだ3分の1だぞ」
笑いながら自分のリュックにつかまる杏奈の手を自分の手で握る瑠衣。
「瑠衣は平気なの?」
「やせ我慢してるに決まってんだろ。俺も5年ぶりだぞ?」
そう言っている瑠衣の額にも汗がにじんでいる。
手をつなぎ、励まし合いながら、一歩一歩歩いていく道。
離れていた時間の長さなど埋められるような温かい時間。満たされた時間。
二人は体はつらくても楽しくて仕方なかった。
杏奈の部屋に朝早く迎えに来た瑠衣。
「それ」
二人はお互いに大学生の時に買った服や靴だったことに、顔を合わせて声をあげて笑った。
「しんどい!」
しばらくちゃんとした運動もしていなかった杏奈はすぐにばてて、瑠衣の登山用のリュックにつかまる。
「まだ3分の1だぞ」
笑いながら自分のリュックにつかまる杏奈の手を自分の手で握る瑠衣。
「瑠衣は平気なの?」
「やせ我慢してるに決まってんだろ。俺も5年ぶりだぞ?」
そう言っている瑠衣の額にも汗がにじんでいる。
手をつなぎ、励まし合いながら、一歩一歩歩いていく道。
離れていた時間の長さなど埋められるような温かい時間。満たされた時間。
二人は体はつらくても楽しくて仕方なかった。



