元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する

不安そうな瑠衣。

杏奈は両手を広げて伸ばした。笑顔で。

瑠衣は杏奈の笑顔にぎこちなく微笑むと、広げた杏奈の腕の中に自分の体を埋めるように近づけた。






熱い吐息を絡ませながら、二人は肌と肌を重ねた。

離れていた時間を埋めるように、お互いの体から離れないように、ぬくもりを分け合う。



こんなにも満たされる時間は、別れてから初めてだった。