元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する

「俺のエネルギー補給」

熱い口づけに照れながら余韻から抜け出せない杏奈にそう言って瑠衣は体を起こした。

「先にシャワー浴びてくる」

瑠衣も杏奈に気づかれないように熱くなった体を冷やそうとシャワーへ向かっていた。






杏奈は瑠衣のぬくもりが残る自分の唇に手をあててそっと指でなぞった。