「んー、終わったー!!伊都さん終わった!」 「ん。お疲れ様」 ふと時計を見ると大分伊都さんを放置してたみたいでちょっと機嫌が悪い。 こうなると少しめんどくさい。 「伊都さん」 「何?」 久しぶりに低い声聞いたけどやっぱり怖い。 「お風呂一緒に入る?」 「まだいい。テレビ見てるし」 そう言いながらも後ろから抱きしめる手が 一向に緩む気配がない… 「それとも抱く…?」 「…………」 ぴょこんと犬みたいに耳が見えた気がした(幻覚) かわいい…