それから数日経ったけど、伊都さんに異変は起きなかった。
あの夜以来見ていない。感じていない。

そして相変わらず私は伊都さんの家にお邪魔している。

「心和ちゃん」

「ん?」

「学校楽しい…?」

「……楽しいよ…?」

「そう。」
そう言って私に優しい口付けをして
抱き上げ寝室へ連れてかれ
押し倒されている。
何故だろうか。