その日は伊都さんの好意で
夜ご飯はデリバリーをして
一緒にお風呂に入り
少しお話をして2人でゆっくり寝た___


そこまでは良かった。
私が狸寝入りすると寝たと勘違いした
伊都さんが
ゆっくりベットから降りて
何処かに行ってしまった。

私何かしたかな…?
考えても何も出なくて
泣きそうになっていると
背中の方から優しい声がして

「心和ちゃん、起きた?」

「伊都さん……?」

「どうした?寂しくなった?」

「……うん」