私は家に帰り、着替えて
伊都さんに貰った合鍵で部屋に入り
なんだかウトウトしてきて
伊都さんのベッドで寝ることにした。




「………ちゃ…ん」

「……ん〜…」

「心和…ちゃん」

「んん……」

「心和ちゃん」

「っはぁ!?!!」

笑い声と共に優しい声で

「心和ちゃんおはよう。寝れた?」

「それはもう…爆睡?」

「それは良かった」

電話の声よりも優しい。
大丈夫そうかな?