声を掛けようとしたら
誰かと話してる伊都さんが居た。
綺麗な女の人…誰だろう…
少し行くのを躊躇っていると
伊都さんが私に気が付いて

「心和ちゃん」

「伊都さん…」

「っるせぇな、大事な子居るから無理」

「えーいいじゃない!昔みたいにしましょうよ?」

「嫌、お前は浮気性だから無理」

「えー…ってその子どもは?伊都の子ども?」

「んな訳あるかよ!!!!」

目の前に来るとケバいな……
まつ毛なんか毛虫かよ…
伊都さん何故か私の腰に手を回してきたし…

「まぁ伊都がこんなガキンチョに手出すわけないものね!」

「は?」

「1晩くらいいいじゃないの!」

猫撫で声がうっとおしい……帰りたい…
そう思っていると